パッド
2006年 04月 11日
最も一般的なのがスキンパッドとレザーパッド、コルクパッドですね。スキンパッドというのは圧縮または、編みこみしたフェルトをブラダースキン(フィッシュスキン)で包んだパッド。んでレザーはその名の通り革で包んであるパッドです。フィッシュスキンと言っても、昔は魚の浮き袋だったらしいけど今は豚た羊の腸なのだ。レザーの方も羊の皮だったりするんだよ。これらの素材を漂白したり着色したりして、白や黄色、茶色のパッドが出来上がります。この他に緑や黒いパッドもあるんだよ!(なんか気持ち悪~)で、最近はいろんな材質のものが研究されてて、ゴアテックスとかシリコンのパッドがあるし、ストラウヴィンガーっていう新開発パッドもある。各メーカーもパッドの研究はしてて、それぞれ独特のパッドを採用してるメーカーもあるんだよねー。気温や湿度に変化しにくく、長持ちし、トーンホールに密着する。出来ればべとつかない。こんな夢のようなパッドの開発するため、パッドのメーカーさんは研究してるんだけど、どれも一長一短で、更にそれぞれで音が変わるので、結局は奏者の好みって事になっちゃうのだ。
たかがパッド。されどパッドなのだ!写真はクラリネット用のパッドで向かって左上からコルク。その隣がゴアテックス。で左下がスキンパッドで隣がレザーパッドです。
その下が、パッドをセッティングしたり、シワを伸ばしたりするときに使うアイロン各種です。