木管楽器の受難
2006年 04月 10日
急に寒くなったり、暑くなったり、大雪降ったり、豪雨になったりで、でもどんな環境下でも学生には部活があるわけで、バッとケースをあけてガーッと息入れられて、バーッとスワブ通されて、またガーッと吹かれる。で、急激に管の中(ボア)は温度、湿度が上がって膨張するけど、管の表面は冷たいままなので、内側の膨らみに外側がついていけず「センセイ!ゴメンナサイッ!もう我慢できませんん~っ!!!パキッ!!」とか、中は湿度でムンムンだけど外側が乾燥肌で、肌荒れといっしょでパキッ!!「いやあああああ~!」・・・となるわけですよ。
だから、出来るだけ、まず、手でやさしくニギニギにてあげたりして冷えた楽器とかを温めてあげてから、少~しずつ息を入れて徐々に楽器を環境になじませてもらいながら吹いたほうが事故起き難くなりますよ!ほんの数分の作業だからめんどくさがらずに、お願いします。
ほとんどの場合直りますよ。でも直すのに大変な作業が絡むのもあります。ビスを入れるものや、トーンホールが結構豪快に割れてて、トーンホールのトップの部分をまるごと入れ替えちゃうとか・・・!持ち主の方は作業は見ないほうがいいかも・・・「いやああああ~!」(こればっか・・)ってことになるかも。でも、ご安心くださいほとんど痕は分かりませんから。(^o^)v
写真はトーンホールを入れ替えちゃった工程の一部!