メイド・イン・チ〇イナの脅威!
2008年 06月 12日
しかし・・・・。
普通に演奏するには驚異的に長い右腕と指、それに首長族ばりの長い首が必要です。
ピストンの位置と角度が悪い上にピストンから遠いところに指掛けがあってそれに邪魔されてピストンに普通に指が届かない!
ピストンに腕や指、身体を合わせるとマウスパイプが高い位置に来すぎてマウスピースを口に当てるのが難しくなります。
結局とても無理な体勢で楽器を吹くことになるのでまともな事は出来ません。
しかもすこぶる音程も悪く、Fの音は『もしかしたらFかもしれない』くらいの勢いだ!
見ると使うで大違いだ!きっとこの楽器を検品してOKを出した人はそんな体つきの人だったに違いない・・・・って、そんなわけないよな・・。
たぶん検品なんてされてません。
で、出来る範囲でなんとかしてみました。
指掛けの位置をずらし、少々角度も変更。
マウスパイプも音程の事もいろいろあって、少し短くカット。プラス少々曲げなおして構えた時にそれまでよりピストンが右寄りに来て手が届く位置に取り付け場所を変更。
しかもかなり下に来るようにしたので、これで随分操作し易くなった。
パイプをカットした事やベルとマウスパイプの接着面を従来より少なくしたことでタダでさえ鳴らなかったのがこれだけでちょっと楽に音が出ました。
当然レシーバーとベルを繋ぐ支柱も位置を変えますね。
で、『もしかしたらF』は普通のFになりました。よかった。
信じられないほど安いチューバですが、楽器も信じられん事になってましたね。
購入時にはよく気をつけて、あらかじめ『そんな事もある』くらいの覚悟で買いましょう。
でも安いんだよー!!