番外編
2008年 02月 13日
ピラミッドのサックスセクションは、天然な女の子が多い!
筆頭がB.SaxのT野!
彼女は自分の楽器やマッピのメーカーを知らない・・・っていうか興味がない。
ジョイントしていただいたバンド、スイパラさんのB.Saxのお兄さんとの打ち上げでの会話。
ス 「マッピ何使ってんの?」
T 「大久保さ~ん!私のマッピ何でしたっけ?」
私 「ESM」
ス 「楽器は?」
T 「大久保さ~ん!私の楽器何でしたっけ?」
私 「マーク6。フラセルやけど・・。」
ス 「凄いやん!!幾らしたの?」
T 「確か~・・〇〇万円!全部で・・・。」
ス 「そんなん、ありえんし!安すぎる。」
T 「そうなんですか?でもHさん(元東京ユニオンリードアルト)が選んでくれて送ってくれたから・・・。」
ス 「それでも、そんなんで手に入らん!普通は!」
T 「でも・・・中古だから・・・・。」
ス 「マーク6は中古しか、ねーし!てか、ヴィンテージやし!」
T 「ハー・・・そうなんですか・・・?」
てな具合で、かみ合わない会話がこの後も延々と続く(笑)。
聞かれることはことごとく知らない。
傍で聞いてると、めちゃくちゃ笑える。
もう一人はTama。
スイパラのテナーのおじさんたちとの会話。
おじ 「アドリブをやるのにはいろいろスケールを練習したらいいよ!まずペンタトニックだなー。あっ!あと困ったときのディミニッシュ!こいつは3つしかないから、3つ覚えればいろいろ使える!それからブルーノートね。」
Ta 「・・・・・・・・??????」
おじ 「好きなプレイヤーは?」
Ta 「・・・・・・・????・・・サックス吹きたいと思ったのはソニー・ロリンズです。」
おじ 「それ、テナーだよ(笑)。・・・・アルトでは?」
Ta 「・・・・・・・・・・・あっ、アート・ペッパーは聞いたことがあります。」
おじ 「ハハハハ・・・・・、いいじゃん。・・・・」
てな具合。コチラは一生懸命話をするがおじさんは子供と話をしているようだ。
ちなみにTamaも自分のリガチャーは知らない。
私が貸してあげたのをずっと気に入って使っている。
もう一人Candy姉さん!彼女も楽器はヤマハを使っていることは知っているが、マウスピースやリガチャーが何処のメーカーか知らずに吹いている。
吹きやすいからという理由だけで。
いいぞー!!T野!いいぞー!!Tama!いいぞー!!Candy!
これにはスイパラのサックスの人たちも驚いていたようです!
だって彼女たちのサウンドからはそんなこと想像できないし。
確かに、この3人はセクションでアンサンブルするときは男ばかりのサックスセクションに全く負けないほとバッチリ吹きます!
彼女たちの演奏を聞けばわかると思いますがね。
そして、リードアルトはT治ちゃんがバチッと決めますから!
楽器フリークではなく、楽器オタクではなく、ただ好きなサックスをカッコよく吹きたいだけなのです。そして練習もするのです!
この3人には、このまま成長してほしいと思います(笑)!面白すぎる!!
いろんな意味で、ジャズメンです!
知識がなくてもウンチクがなくても音で勝負です!
今はいらんこと知らんでもいいわ。
吹きながらいろいろ体験して覚えていってください。
パパはいつも応援しているぞ!
こんな娘たちに囲まれてジャズできて、幸せです(笑)!