仕事、家庭、音楽にてんやわんやの日々の出来事の記録。でも力まず、焦らず、自然体で過ごしたい日々!


by muslab
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もう一本ホルン

お約束通り、今日はまた違うホルンを。

ベルをを外すときに楽器やベルをネジってしまい、ベルがグシャッとなるのは意外とありがちで今回もそうだと思っていました。
で、ベルを見ると何か変・・・。

「あれっ?」と思って本体側を見るともっと変・・・。
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あれっ?ねじ山が全く無い・・!

普通はこうなってます。
f0107072_236511.jpg



そうなんです!こんなことになった楽器を見たのは初めてですが、ベル側のスクリューが本体側に入ったままベルだけがきれいに取れちゃったのです!!

あらまー・・・(苦笑)。
しかもスクリュー部が完全に中に入ってしまうタイプの楽器なので、そのまま回すことは不可能だし、しかも硬く入りすぎて取れなくなって無理やり取ろうとしたらフレアの部分だけが取れちゃったっていうだからねー。

で、真鍮棒を折り曲げてハンダでくっつけてそれを取っ手にして取り外すことにしました。
相当硬く噛んでしまっているため2時災害を起こさないように慎重にゆっくり外しました。
こんな感じです。
f0107072_231521100.jpg

f0107072_23155425.jpg


ねじれてしまったベルはまず荒々形を整形した後、まずスクリューをはめ込む部分の形をきれいな円にするための整形作業。
まぁまぁ形が整って来ました。
f0107072_23192429.jpg

あらためてよく見るとどうも最初からハンダがきちんと中まで入っていた形跡がまるでありません!
こんな事って、ちゃんとした工場で製作されている楽器でも時々あるんですよねー。
あってはいけないことですが・・・。
f0107072_23223455.jpg


そしていよいスクリューリングの取り付けですが、ここでもっとも注意しなければいけないことは組み込んだ後ベルと本体を接続してもカット部同士がずれてたり段差が出来てはいけないし、スクリューの位置も出来るだけ元の状態の場所に取り付けることです。

これには慎重に慎重を重ねました。
ここまでの作業で一苦労です。

そしてより確実な仕上げにするためにこんな治具取り付けます。
f0107072_2330270.jpg


取り付けたら後はもう一度整形作業。
フレアの部分の形をきれいにしていき・・・・・・


完成!!
元に戻りましたよ!!安心して御使用してください。

f0107072_23325547.jpg


ねじれた部分のスジはどうしても残りますが取り付け部分もきれいについたし。

そして元通りケースの中へ・・・・。
f0107072_23352771.jpg


実は結構な高級楽器でした。
取り扱いにはくれぐれもご注意を。
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by muslab | 2011-06-02 23:39 | 仕事