木部の移植手術
2009年 10月 26日
本体の木部ごと割れて、と言うかゴッソリ取れてしまったらしい。
何度か直したらしいが指掛はすぐ取れてしまうらしい。
そうやってるうちにどんどん本体が酷いことになってしまっている。
ビスもどんどん長い物をいろんな場所入れていっているので穴だらけである・・・・。
どうしようもないのでグチャグチャになっている部分をゴッソリ削り取って新しく木を移植する事にしました。
しかしこんな広範囲だとは・・・・
上のほうにまだオカシイ部分が見えるが、仕上げの時にきれいに修正するとして、とりあえずこんなに削り取りました。
いくつも穴や、折れたヒスが見えますね。
大きめに切り取った同じグラナディラ(木の名前)を接着するのですが、その際接両方の接着面には接着をより強くするためダボを数箇所入れてあります。
そして削って削って磨いていくと
ハイ、こんなんになりました。
そして、新しいネジ穴をあけて指掛を取り付けます。
よっしゃ!いいがになった!
そして楽器を調整して出来上がりです。
かなりズタズタな状態でしたが。