こんな修理、意外とよくありますよ。
2009年 08月 11日
どうも体調がおもわしくないなぁ・・・・。帰ってご飯食べてお風呂入ったらもう何もする気なくって、転がってニュース見てるうちに寝てしまいます。
さぁ、週末のコンクールも一段落。
石川県、しかも南加賀地区からは、なんと中高2校が全国の切符を手にしました。おめでとうございます。
そして、一般も石川県から代表です。おめでとうございます。
石川県勢頑張りましたね。
さて、コンクールの最中も私は工房で修理です。
今、工房内には落下したサックスが計4台修理を待っています。
その中の一台。
ネックジョイントのレシーバー部が・・・・・コキッ!
F#とFキイのトーンホールも楕円になっています。
他にもいろいろ歪みが・・・・。
左手キイ全体の場所がずれてキイポストの場所も少しずつずれているのでキイがガタだらけです。
レシーバーを外し、凹みや歪みを修正していきます。
ここまで戻りました。
しかし、伸びてしまった金属は完全には元には戻らないので、この後も、少しずつ形を修正していきます。
ずれたキイも元の位置に来るようキイポストの位置も修正しシャフトが引っかからずにスムーズに入り止るように直します。
そして、レシーバーを取り付けます。
このときオクターブキイにもガタが出ないよう、動きがスムーズになるよう正しい位置にセットしてハンダ付け。
最後にキイも組み立て調整です。
この楽器は、一番館も凹んでいたりキイガードがつぶれたりだったので、そちらも修正。
修理完了です。