仕事、家庭、音楽にてんやわんやの日々の出来事の記録。でも力まず、焦らず、自然体で過ごしたい日々!


by muslab
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楽器って・・・

調整してくださいと頼まれたクラリネット。
実は、ズタズタのボロボロでパッドの9割は破れてフェルトが剥き出し。
ジョイントコルクは痩せて、組み立ててもグラグラ。

こんな状態でよく吹いていたなと逆に感心してしまった・・・。

人によっては、「この部分から息が漏れてるから交換して」と指定する人もいます。
実はこの場合も「この部分」というのが正解だったり間違いだったり。

と、いうのはたとえば下管の調子がわるい原因は上管にあったり、不具合に感じる音の原因が違うキイの不具合だったりと、一概には言えない部分があるのです。

なにせ、ズタズタな状態でも音が出たり、逆にちょっとした事で音が出なくなったりするのです。
しかも、学生は特に音を出してしまう・・・。

リードやマウスピースのセッティングにもよるでしょう。

教える先生の好みでも変わるからなぁ・・・。

だから本当はその楽器を使用している人に合わせていくのが一番なんだけど、学校で使用してるからそんな事もなかなか出来ないしねー。

どの変で調整するかが難しいところです。
個人的には、特に学生は口元のセッティングにあまり大きな抵抗をつけるより、軽めのセッティングで楽に楽器を鳴らせるようにしたほうがよいと思うし、そのためには楽器の本来持っている抵抗感をしっかりつけてあげる調整のほうがよいと思っています。

そこが好みの分かれるところなので、どのようにして欲しいかを出来るだけ話し合えるのが一番いい方法なのですね。

本当に楽器の調整は難しいし、常にこれが正しいというやり方は無いと思います。
10人10色ですね。
顔と同じ。異性の好みが違うのと同じ。

そんな事を思いながら修理してます。
使用する人に喜んでもらえるよう祈りながらね。
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by muslab | 2009-03-03 23:44 | 仕事